人類の叡智を集めた未来都市《ＮＯ．６》。そこで未来を約束された超エリートとして育った紫苑は、１２歳の誕生日の嵐の夜、「ネズミ」と名乗る傷付いた少年を匿ってから、運命が急旋回。犯人隠匿の罪に問われ、特別待遇を剥奪される。４年後、紫苑の周りでは、奇怪な事件が起こり始めた…。どうしてあの夜、ぼくは窓を開けてしまったんだろう？　あさのあつこの大ヒット近未来ＳＦ小説を、木乃ひのきが完全コミカライズ。紫苑とネズミ、２人のあまりに過酷な青春が幕を開ける…！